My Favorite Things

ただただ好きなものを好きなだけ語っている

SR速水奏セレクション①

も、も、もも…




モバマスにスカチケがきたぞ!!!!!!



さて、本日Mobageアイドルマスターシンデレラガールズに期間限定スカウトチケット付きガチャが登場した。
スカウトチケットというのは、その名の通り普段はガチャでがんばってあてないといけないアイドルから一人だけ好きな子を選んで入手(スカウト)することができるチケットのことだ。


もちろんさすがにタダとはいかず、リアルマネーで3000円。これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれ。
なおこのスカウトチケットは10連ガチャも引けるのでチケット自体はタダと言えないこともないかもしれない。
(通常の有料10連ガチャと同じ値段で追加でスカチケが付いてくる)


というわけで、せっかくなのでスカウトチケットで入手できる速水奏SR6枚の中から、私が既に入手済みの4枚を詳しく紹介していきたいと思う。スカチケ入手期間は4/30までということなので、一枚ずつ。



[追憶のヴァニタス]速水奏

このカードはなんと速水奏が眼鏡をかけているイラストを見ることができる。速水奏の視力事情については今のところゲーム中で触れられていないが、前記事の圧倒的進学高所属かつ哲学系の教養の深さを考えると、勉強によって視力が下がっている可能性は割と高い。
この眼鏡をかけた速水奏がまた、いつも以上に儚げなのである。アイドル『速水奏』モードとは異なり、どことなく力が抜けた雰囲気、どこか遠くを見つめている雰囲気、いつも以上に何を言っているのかがわからない遠回しな言葉の数々。
先日Twitterで『速水奏というアイドルは本心を真面目に伝えようするほど、それを表す言葉は抽象的になるのではないか』という大変納得のいくツイートをお見かけした。

そう、アイドル『速水奏』の仮面の裏には素のJK速水奏がいるかと思いきや、さらにその内側には、繊細で、多くを考え、多くを感じとり、自身の中ですら具体的な言葉にならない、硝子細工の少女が潜んでいるのである。この追憶のヴァニタスというカードはそれが大変によくわかるカードなのだ。
追憶、彼女は何時に想いを馳せているのだろうか。何も知らず幸せだった時代なのかそれとも。



ところで話は逸れるが、『追憶』といえばこれまた私の好きなアーティストであるKalafinaというグループ(今色々あることには触れないで頂きたい)が歌う『追憶』という曲は大変に素晴らしいのでこちらもぜひ機会があったら聞いてほしい。



[追憶のヴァニタス]速水奏+

モバマスでは二枚同じカードを揃えることで特訓ができる。特訓するとカードの絵柄が変化しアイドルのパラメータが強くなる。
今回のスカチケでは1枚しか入手できないが、モバマスはスカチケチャンスが年に何回かあるため、次回のスカチケ時に同じカードを選ぶことで特訓をすることができる。

さて、この追憶のヴァニタス特訓後は、速水奏にしては珍しく紅のドレスに身を包んでいる。
速水奏といえばまずイメージされるのは蒼や金あるいは紺だと思うが、紅もまた彼女の白い肌と金色の瞳によく映える。
かつては神殿だったであろう水没した廃墟の中、紅のドレスを身に纏い、周囲に紅い花弁を散らした速水奏はまるで堕ちた女神のよう。手首に巻き付けられた紅のリボンがまた背景の青や白、肌の白、髪の紺とのコントラストを鮮やかに際立たせている。
速水奏の背後には崩れた天使のような像があり、まるでちょうど彼女の背中から白い翼が生えているかのようだ。全くもって幻想的かつどこか退廃的、なのに神秘的でもの悲しさを感じるイラストである。


花弁、そう前記事でも紹介した『カルペ・ディエム』である。
特訓後も相変わらず抽象的な言動だが、儚さは鳴りを潜め、こちらは刹那の時をアイドルとして生きる強い決意を含んだ台詞が主となる。繊細さはそのままにアイドル『速水奏』を見事に魅せてくれるのだ。ほんとうになんと危ういバランスの美しいひとなのだろうと思わざるを得ない。


以上、追憶のヴァニタスでした。
明日は[ミッドナイトレイヴ]速水奏を紹介します。お楽しみに。