My Favorite Things

ただただ好きなものを好きなだけ語っている

Keikoさんへ

拝啓 紫陽花の花が日ごとの長雨に美しく色づき鮮やかに咲き誇るこの季節、いかがお過ごしでしょうか。
体調など崩されてはいないでしょうか。梅雨の季節、どうしてもしんどくなりやすいですよね。美味しいチョコレートやお肉を食べて、体を動かして、元気に過ごしていらっしゃるでしょうか。
もしかしたら届くかもしれないわずかな可能性にかけて、ここで今の想いを綴っておきたいと思います。

先日発売になった、Kalafina 10th Anniversary LiveとFilm、どちらも購入して視聴しました。あの日の武道館からもう5ヶ月が経っているのですね。当日も最高のライブだ!!!と幸せな気持ちで帰宅しましたが、改めて見ても本当に本当に極上のライブでした。三人が作るハーモニーの美しさ、込められた想いや祈りの優しさに何回でも心が持っていかれてしまいます。
舞台挨拶の時の手紙にも書かせていただきましたが、傷跡、Keikoさんが歌うこの曲があまりにも心の底の大切なところに突き刺さってきます。歌声、表情、視線、全てが魂を揺らす曲です。

やっぱりKeikoさんの歌声は本当に優しくて、深みがあって、でも確かな意志を持って力強くて、時には重々しくて、大好きです。Keikoさんの歌を聞くと、私も今やるべきこと、生きることに全力で立ち向かうエネルギーがとっても沢山湧いてきます。
映画で『私達の歌を聞いて力を貰ってるって言われてしまうと、中途半端な歌を絶対に届けたくない、届けられない』と仰っていましたが、1ファンとしてもこんな全力の歌声で祝福を貰ってしまったからには日々の仕事や人生、生きることをサボってはいけない、全力で頑張らないと!とやる気がもりもり湧いてくるんです。
先週、中々仕事が忙しく、というか自分の実力をだいぶ超えた仕事が降ってきてしまい諦め掛けていたのですが、映画とLive映像を見たら「いや負けてたまるか!」という気持ちになり、全力でどうにか形にすることができました。Live映像や映画を見ていなかったら確実に折れていたと思います。本当にありがとうございました。

Keikoさんは今どこで何をしていらっしゃるのでしょうか。何か自身の目指す場所に向けて全力なのでしょうか。
1ファンとしては無理はせず休んで欲しい気持ちもあります。が、きっとKeikoさんはやるべきことがある時に休んでなどいられない方なんだろうなとも思います。やっぱり全力で今を生きるKeikoさんの生き方は美しくてずっとずっと憧れです。
でもやっぱりやっぱりちゃんと休んでいるかも心配になる、実に複雑なファン心理です。休んでいても存在する意味がないなんてそんなことは無いのですから。少なくとも私にとって、Keikoさんの存在はあまりにも大きなものなんです。ここに一人、貴女のおかげで人生に力を貰っている人がいます。

どうか、Keikoさんの未来が幸せなものでありますように。私にできることなんて世界の片隅で祈ることくらいですが、ずっとずっと祈り続けています。
さらに我が儘を言うなら、どうかもう一度私達の前で歌って欲しいという祈りも詰め込んで。
私は、たくさんの祝福を歌を通してもう返しきれないくらい貰いました。今度はこちらから沢山の想いを届けたいと思います。どうか届きますように。
貴女の未来へ祈りと祝福を。アレルヤ

敬具